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紅茶の産地

スリランカ

スリランカ

インド洋に浮かぶ小さな島スリランカ。紅茶が好きな人は、その地形が紅茶のしずくに見えてくることもあるのでは?
スリランカの紅茶生産量はインドについで世界第2位となっており、年間、約32万トンの紅茶を栽培しています。これは世界の全生産量の10%になり、100カ国以上へ輸出されています。輸出量に関しては世界第1位で、スリランカ産の紅茶は世界中で飲まれ、愛されています。
そんなスリランカで生産される紅茶は「セイロンティー」として日々親しまれています。今でもスリランカの紅茶はセイロンティーと呼ばれ、紅茶の代名詞にもなっています。
セイロンティーは産地によって香りや味、水色などが異なり、実に個性豊かな紅茶なのです。
スリランカ紅茶局(スリランカティーボード)では2ha以下の茶園を小規模茶園と規定していますが、生産面積の40%が小規模茶園にあたり、また、国内の紅茶生産量のうち小規模茶園でつくられる紅茶が70%です。
赤道の近くに位置し、また季節風の影響もあり、一年中茶葉の収穫ができます。
そのため、インドのように、茶葉の収穫時期によってファースト、セカンド等と区別されることはありません。セイロンティーの品質区分は製茶工場の位置する標高によって区分されてるのだそうです。