インドネシア

インドネシアは紅茶の生産量が世界第4位の国です。
紅茶生産大国だった時代もありますが、戦争により茶園が荒廃してしまい落ち込んでいました。
第二次世界大戦が始まるまでインドネシアは旧オランダ領東インド諸島でした。
その頃、インド・セイロンと並ぶ紅茶の一大生産国でもありました。
近年はジャワ島やスマトラ島を中心に生産が増え、紅茶生産国としての地位を取り戻しつつあります。
インドネシアの紅茶はセイロン紅茶に似ているとされており、明るい水色とマイルドで新鮮な香りが特徴です。
コクがやや弱いこともあり、ブレンド用として使用されることが多いようです。
一番有名なジャワは澄んだ水色と口に含んだ時に感じる若くて爽やかな香りを持ち、渋みも少ないためアイスティーに向いています。
ジャワは1年を通して栽培されていますし、フレーバーティーとしてやお酒とのアレンジも楽しめるのが魅力です。
スマトラの特徴はほんのりとした甘味と風味です。
こちらはミルクティーとして飲むのがおすすめです。